2026/07/29 14:51

はじめに

「届いたクールリングが液体になっていた。」

「凍っていないけど不良品?」

毎年夏になると、このようなお問い合わせを多くいただきます。

実は、クールリングが液体の状態で届くことは珍しいことではありません。

今回は、その理由と正しい使い方についてご紹介します。


クールリングは28℃で凍る特殊な素材を使用しています

一般的な保冷剤は0℃以下で凍ります。

一方、クールリングには**PCM(Phase Change Material)**という特殊素材が使用されています。

この素材は、

約28℃以下になると自然に固まり、28℃以上になるとゆっくり液体へ変化するという特徴があります。

そのため、真夏の配送中は液体の状態になることがあります。

これは製品本来の性質であり、不良ではありません。


配送中はどうして液体になるの?

夏場の配送トラックや倉庫内は30℃を超えることもあります。

そのような環境ではPCM素材が自然に溶けるため、

お客様のお手元に届いた時点では液体になっている場合があります。

配送中に

固まる → 溶ける → また固まる

を繰り返すことも珍しくありません。


凍らせる方法はとても簡単

ご使用前に以下の方法で冷やしてください。

  • 冷蔵庫で約20〜30分
  • 冷凍庫で約10〜20分
  • 冷水に入れる
  • 28℃以下のエアコンが効いた室内に置く

PCMが固まれば、すぐに使用できます。


凹みや気泡があっても大丈夫?

「少しへこんでいる」

「中に小さな気泡がある」

というご質問もよくいただきます。

PCM素材は固まる際に体積が変化するため、多少の凹みが見られる場合があります。

また、製造工程上、小さな気泡が入ることがありますが、どちらも使用上・性能上の問題はありません。


液体だから冷たくない?

液体の状態では冷感はほとんど感じられません。

一度しっかり固めてから使用することで、本来の性能を発揮します。


暑さ対策研究室より

クールリングは「氷」ではありません。

28℃前後の心地よい温度を保ちながら、首元を快適に冷やすことを目的としたアイテムです。

そのため、

「届いたときに液体だった」

「少しへこんでいる」

という状態は、夏場にはよく見られる現象です。

安心して冷やしてからご使用ください。


本日のポイント

✓ 液体で届いても不良品ではない

✓ 28℃以下で自然に固まるPCM素材を使用

✓ 冷蔵庫・冷凍庫・冷水ですぐ使える

✓ 凹み・気泡は製品仕様の場合がある

✓ 繰り返し使えるので経済的


次回予告

暑さ対策研究室|第2回

「クールリングは本当に涼しい?『思ったより冷たくない』と言われる理由」